園訪問シリーズ② *コスモスこども園*

園訪問をして直接見てきた園の魅力をご紹介します!

 

大分市豊饒にあるコスモスこども園。全園児の入り口である玄関は、明るく、温かい雰囲気です。

“体づくり”を大切にしているというコスモスこども園。

入って右手には、先日4歳児が行なったという登山の様子が掲示されていました。

 

「これは日常的にリズム遊びをして、体幹が備わっているからできるんですよ」と大野園長。

登山は3歳児から経験し、5歳児になると久住山の山頂を目指して登るそうです!

子どもの身体発達や安全面にもしっかりと配慮のされた、コスモスこども園らしい活動です。

登山日の昼食は、白ご飯の美味しさを感じられる≪にぎり飯≫をお弁当として持って行くそうですよ。

(ちなみにお弁当はこのような特別な行事の日にのみ家庭にお願いしているそう。子ども達にとってもお弁当日がより特別な日になりますね!)

 

登山の他にも、磯遊びをしてマテ貝掘りや、サンマの炭火焼をして丸かじりをする体験、餅つきなど、旬のものを楽しく味わう行事や経験も大切にしているそうです。

家庭でもなかなかできない体験は、卒園した子どもたちの記憶にもずっと残っているとのこと。

そして、体づくりのもう一つの核となっているのがこの手作り給食。

 

「美味しいし、野菜がたーっぷり使われているので、子ども達も職員もこれで健康なんです!」と力強く話してくださいました!笑

コスモスこども園の給食を食べて、体の調子が良くなった~♪と言う先生もいるそうです。

使う食材にもこだわり、“いいものを美味しく食べてほしい”という園長や、給食の先生の思いがこもったお給食なんですね。

「リズム遊びを大切にしている」というお話通り、園舎内には軽快なピアノの音と元気な歌声がよく響いていました。

1階が未満児、2階が以上児の保育室(今年度は3、4歳のクラスが一部屋一階に入っています)と分かれています。

写真右は0、1歳児の保育室。どのお部屋も広々としており、真ん中で仕切れるようになっているのが特徴です。

写真左は3、4歳児クラス。お泊り合宿に向けて、子どもたちが製作をしていました。

写真右は5歳児クラス。久住登山に向けて先生と会議中…。

 

コスモスこども園では、合宿や登山の回数はもちろん、先生達が子ども達とねらいを持って取り組みたいことはどんどん行うことを推奨しているそう。

行事や活動は子ども達が主体。内容は先生達、それぞれのカラーで…。

 

子ども達に対してはもちろん、先生達に対しても、

 一人一人の価値観を尊重し、仲間に対して思いやりを持ったり、一緒に考えたりする ということを意識的に大切にされている園なのだなぁと感じました。

「伝え合ったり、模倣をしたり…その中で生まれる憧れの気持ちや思いやりの気持ちを、日常の中で大切にしたいですね」と事務室の山﨑先生。

 

大野園長からは(一緒に働く先生には) 『保育に燃えてほしい』 という言葉を頂きました。

難しいことではなく、保育の中に ぜひ楽しさを見つけてほしい という意味ですね!

 

他にも、0歳児からのパンツ保育、マークではなくひらがな標記(これも0歳から!)、考えられたグループ活動、園庭にも設置しているトイレ…など、子どもの育ちがいい形で繋がっていくよう考慮した環境のこともたくさん教えてくださいました。

気になる方は、コスモスこども園の見学や体験、面接に進み、ぜひお話を聞いてみてくださいね~!

 

大野園長、山﨑先生、ありがとうございました!